初めてのトレランレース。初心者が必携品を格安でそろえる方法

那岐山稜線コース

趣味のマラソンで知り合ったM先輩から『トレイルランニングのレースに一緒に出ましょうよ』とお誘い頂きまして,以前からとても興味があったこともあって参加することになりました。
 *コロナの影響で大会が中止になり,結局大会出場は持ち越しされましたが...

参加するにあたり真っ先に脳裏に浮かんだのは「アイテムをそろえるのにお金かかりそうだなぁ」という不安でした。

そこで,出費を極力抑えつつレース出場に必要な装備をそろえた私の体験をご紹介します。

この記事を読めば,トレイルランニングに興味があるけど何からそろえたら良いか分からない。せっかくそろえても続けられるか分からないのであまり高価なものは買えない。という人のために,トレランを体験するために最低限必要なグッズのそろえ方をまとめました。

トレイルランニングとは

トレイルランニング(trail-running)とは登山コースを利用してマラソン大会をするようなスポーツで,昨今のマラソンブームからその存在が徐々に認知され競技人口も右肩上がりに伸びている今注目のスポーツです。

登山コースを走るなんて自分にはムリだ。と私も思っていましたが,正しく準備をすればとても楽しめるスポーツだと大会出場を目指して練習を積んだ私は実感しています。

まずは,トレイルランニング(以降はトレランと略します)の知識ゼロの人のために特徴をまとめてみました。

メリット

  • 景色・コースの変化が楽しめる
  • 体のダメージを軽減できる
  • タイムよりも完走を重視の傾向

景色・コースの変化が楽しめる

メリットの1つ目はとにかく楽しめるということ。

主に登山のコースを走行するスポーツなので登山者が楽しむ景色を同じく楽しむことが出来ます。

山頂到達時の達成感はもちろんのこと季節ごとに変わる新緑や紅葉の変化を感じたり,平野部では見れない草花や動物との遭遇,崖を登り沢にかかった一本橋を渡ったりすることは大人になってからはなかなか感じられない緊張・癒し・達成感を大自然の中でダイレクトに感じることができます。

ロードと同じ速度では移動できませんが,登山よりは早いので先に述べた山の魅力を登山者より一度にたくさん経験することができます。

体のダメージを軽減できる

ロードでは大抵の人が坂道が嫌いで,坂を走った後の体の負担はとても大きい印象でしょう。

しかし,初めてトレランを体験した時の私の感想は全く別物でした。

そもそも上り坂は走りません。っていうか走れません。

つまりロードのように無理して走る必要も無いのです。

もちろん中級者以上で何度もレースに出場しているような人は「このコースは前回1時間かかったから今回は1時間切りたい」と具体的な目標が描けるので負荷をかけて走りますが。

初心者の方にロードはヒザや足底・足先など疲労で局所が痛くなったりしますが,トレイルは全身を使って走って歩いてよじ登るので全身の疲労感で終わるので回復が早いことを伝えたいです。

タイムよりも完走重視の傾向

先に述べた通り,誰もが心配する上り坂はゆるい登りしか走れませんので歩きも多用しますし手を使ってよじ登る場面もちょこちょこあります。

このようにコース変化が極端なため1km6分ペースのようなペース管理が出来ないスポーツです。

上りと下りでタイムが何倍も変わるため目標ペースを設定してもほとんど無意味。

ただ自分自身が動き続けられる速度で前進するのみです。

トレランは比較的距離の長い物レースが多いため,無事にゴールした時の達成感は格別です。

この点もタイムよりも完走と言える理由のひとつになっています。

デメリット

  • 危険度が高い
  • 初期費用が割高である

危険度が高い

トレランは登山以上に危険度が高いところが最大のデメリットです。

最悪の場合,ヘリコプターで捜索され病院に救急搬送,医者の懸命な処置も力及ばず死に至る。

運よく命を取り留めたとしても捜索救助されて入院し,仕事を長期で休むことにでもなれば同僚や家族に合わせる顔がないことでしょう。

レース中のケガなら大会運営者が確実にフォローしてくれますが,一人で実践練習中に捻挫や骨折などした時には大変なことになります。

そんな危険と隣り合わせだからこそスリリングで感動的だったりするのですが,最悪のケースだけは避けるべく万全の準備をしなければなりません。

初期費用が割高である

初めてランニング(ロード)をしようと思い立った時はシューズさえ買えばあとは手持ちのジャージとTシャツで走りだせたと思います。

トレランはどうでしょう。

先に述べたデメリットのとおり登山コースを走るトレランは危険度の高いスポーツです。

脅かし過ぎても良くないとは思いますが想定される危険なシーンをもう少し具体的に書くと

  • 足を滑らせて転んで腰を強打し動けなくなる
  • 天気の急変により体温を奪われ低体温症で動けなくなる
  • 水や食料が底をつきハンガーノック・脱水症状で動けなくなる
  • 熊に襲われる。蜂に刺されて体調を崩す

重症度の高いリスクだけでも容易に複数あげられます。

そんなに危険だったらやりたくないと思う方もいるでしょうが,それを上回るほどの魅力・メリットがあるのがトレランだと思います。

大切なことは想定されるリスクを最小限に抑えるためしっかりと準備をすることです。

そのためロードランニングでは使わない装備品を買い揃える必要があり,その結果走りだすために必要な初期費用がロードより高くになるのです。

私ならこうする!トレランアイテムを買いそろえる優先順位

トレランを始める時に買い揃えたい数々のグッズに購入の優先順つけてみました。

優先順アイテム名購入理由
1位トレランシューズ山道の走行は滑ることが大前提。特に下り坂で転倒しないようにソールがゴツゴツとブロック状になった専用シューズが安全対策として最も重要。
2位トレランザック必携アイテムを持ち運ぶにはザックが必要。トレラン専用は荷物の揺れを抑えたり水筒が取り出しやい設計になっていてストレスが少ない。
3位ソフトフラスク給水ボトルのこと。軽量で柔らかい構造のため体にフィットする。
4位レインウエア雨具のほか休憩中の汗冷え予防にも使える。なるべく軽量なものを選択。
5位エマージェンシーシート体調不良でその場に留まる場合の防寒用。放熱を押さえてカロリーセーブ。
6位行動食レースの際は簡単にエネルギー補給できるジェルがお薦め。練習で山に行く場合はおにぎりでも良いがパンの方が荷物は重くならない。後は好みで選択
7位ファーストエイドキット痛み止め,テーピング,毒抜きなど万が一のために。レースはスタッフがいるので必要最小限で良し。練習走行は多少慎重めに選択がおすすめ。
8位指出しグローブ岩や木の枝,鎖やロープを掴んで登るためあると安心
9位熊鈴なるべく遭遇したくない熊。単独走行時は無いと不安になります。
10位ホイッスル谷底に転落した時など負傷で声が出なくても笛で周囲に応援を求められる
スマホ新たに買う必要はないが利用方法はコースマップ,写真撮影,救急時の救助要請,ライトなど無限大。モバイルバッテリーがあるとより安心。
購入の優先順位

この他にも動画撮影用のカメラやドローンなどトレランと遊びを融合させてより楽しむアイテムもありますが,初心者はまず安全に帰ってくるための装備を優先するためこのような順位付けとなりました。

トレラングッズ(代用品)を揃えた私のおすすめ購入方法

トレランのアイテムは登山用と共通するところがあって,ひとつひとつの単価が高い印象を持ちます。

そんな高価なアイテムをせっかくそろえても私自身ずっと続けられるか分からなかったので,とりあえずサクッと揃えて今すぐ走りだせるように3流4流ブランド品やアウトレット品の中から格安商品を購入したのでご紹介したいと思います。

比較対象は私が本来欲しかった商品です。

アイテム名欲しかった物価格代替商品価格
トレランシューズイノヴェイト
X-TALON
9899円メルカリ(未使用品)
アディダスTEREEX
6999円
トレランザックSALOMON
ADV SKIN12
18700円楽天市場
aonijie 10L
4620円
ソフトフラスクSALOMON
SOFTFLASK500ml×2
6270円ドラッグストア
いろはす×2本
200円
レインウエアTHE NORTH FACE
Strike Trail Hoodie
13321円ワークマン
2.5レイヤーハードシェル
3900円
エマージェンシーシート楽天市場 352円ザック付属品  0円
ファーストエイドキット楽天市場2080円楽天市場とダイソー
ポイズンリムーバー他
1500円
指出しグローブブラックダイヤモンド2970円ワークマン
接触冷感カットグローブ
980円
熊鈴楽天市場
アラスカ熊鈴
1000円セリア
SUZ-20
110円
ホイッスルファーストエイドキット
に付属
  0円ザックに付属   0円
携帯コップウルトラスパイア
C2レースカップ
1408円ダイソー
折り畳みコップ
110円
 合計金額56000円18419円
トレランアイテムの購入費用を抑える

いかがでしょうか?

ひとつひとつの金額差はそれほどでもなくても,これだけ点数が集まると大きな差になります。

使い心地は高い物の方が良いのでしょうが,希望商品の約3割の金額で揃えたトレランアイテムでも実践で十分使えることを確認済みです。

残念ながら2021年の那岐ピークストレイルチャレンジはコロナウイルスの感染拡大により中止となりましたが,事前練習としてM先輩と数回大会コースを部分走行したところ,どの商品も特に問題なく機能することを実証済みです。

どちらかというと自分の体力が不足していることが最大のリスクだと思っています。

まとめ

いかがだったでしょうか?

トレランは危険と隣り合わせのスポーツなので,装備は万全にしておきたいところ。

でも,まともに買い揃えると足りだすまでに5万円以上の初期投資が要るところ2万円弱でひととおり準備することができました。

私の考えは,まずはありあわせのもので走ってみて不満に感じてから本当に機能を理解してより良い商品に買い替えていく方が良い。です

高価な商品であっても一発で自分にあった商品が選べるとも限りません。

買い替えて行くことがお金の無駄になる面も確かにありますが,古いアイテムは新たに参加するメンバーを誘い入れる時に貸出し用として使っても良いですから。

私は高い物はここが良いから高くて当然だと納得してから使いたいのです。

今回は記事が長くなるのでここで区切りますが,今回購入した代替アイテムの使用感について余裕が出来たらレビューする記事を書こうと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました